日本にカジノができると問題が起きるのだろうか?

日本でも、遂に早ければ今年中にカジノ法案が成立する見通しです。色々と反対意見も出ていますが、現実となったら日本にどのような変化が出るのでしょうか。

カジノが日本にも作られると、新たな雇用やお金の流れが生まれ、日本国外からの利用者も増えることが予想されます。しかし日本が導入しようとしているモデルのマカオやシンガポールのカジノでは、マネーロンダリングが行われることがあるようです。

マネーロンダリングとは日本語では資金洗浄と呼ばれます。例えば犯罪で得られた資金を第三者へ送金する際、そのまま銀行送金などをしてしまうと記録が残ってしまいます。そこで、事前にカジノへ賄賂を渡しておき、相手が勝つようにうまくまとめてくれるわけです。

この資金洗浄方法を取ることにより、資金は直接相手に渡っていないため気づかれにくく、万が一調べられてもカジノで勝っただけとアリバイを作れるのです。特にお金持ちの中国人がよくマネーロンダリングを行っているようです。

もし日本のカジノでもマネーロンダリングが行われるようになると、様々な犯罪に巻き込まれる可能性が高くなってきます。資金洗浄のためだけに存在するカジノは必要ないでしょうから、しっかりとした対策が必要になってきます。